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■PFIの事業方式と事業類型事業方式BTO方式、BOT方式、BOO方式、RO方式等のいくつかの事業方式がある。例えば、 ・BTO(Build Transfer and Operate)方式 民間事業者が施設を建設し、施設完成直後に公共に所有権を移転し、民間事業者が維持管理及び運営を行う方式。 ・BOT(Build Operate and Transfer)方式 民間事業者が施設を建設し、維持管理及び運営し、事業終了後に公共に施設所有権を移転する方式。 ・BOO(Build Operate and Own)方式 民間事業者が施設を建設し、維持管理及び運営をするが、公共への所有権移転は行わない方式。 ・RO(Rehabilitate Operate)方式 民間事業者が自ら資金を調達し、既存の施設を改修・補修し、管理・運営を行う方式。 のように、頭文字をとって呼ばれている。 事業類型 ・独立採算型 民間事業者が資金調達、施設の建設・運営を行い、 利用者からの料金徴収により、資金を回収する。 公的部門は事業許可権を与えるのみで、建設・運営のリスクは民間が負担する。(例:有料橋、有料道路、博物館等) ・サービス提供型 民間事業者が資金調達、施設の建設・運営を行い、公的部門はそのサービス購入主体となる。 事業リスクは原則として民間事業者が負うが、コストは公的部門からの支払によって回収することとなる。 (例:庁舎、図書館、福祉施設、廃棄物処理施設、リサイクル施設等) ・官民協調型(公共とのJVタイプ) 官民双方の資金を用いて施設の建設・運営を行うが、あくまでも民間事業者が事業を主導し、 コストの直接回収が困難であっても、 入札前の確約によって官民の役割分担を明確にし、 民間へリスク移転を行う。(例:都市再開発、鉄道事業、駐輪場、駐車場等)
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